当院では歯周病の有無や、粘膜の厚み、かみ合わせの位置などから治療計画を立て、その結果、患者さまに適したインプラントの種類やサイズ・治療方法を選択します。ここでは当院のインプラントの特長についてご説明いたします。
当院のインプラントの特徴
難症例・骨造成治療
▲骨造成治療イメージ
インプラントをしたくても一般の歯医者では断られる場合があります。それはインプラントスクリューを埋め込むだけのあごの骨の厚み・高さ等が足りない方です。
当院では、一般のクリニックでは難しいとされる、あごの骨の厚みを確保する骨造成・再生治療にも対応していますので、あごの骨が足りなくてインプラントができないと言われた方でもご相談ください。
こういったいわゆる「難症例インプラント」にも対応しているのが当院の強みです。
CT撮影・診断による安全性
▲当院設置の歯科用CT
施術前に、顎骨のCT検査を行います。複雑な骨の形や厚み、密度などのほか、顎の中を走っている神経までの正確な距離が分かります。医療事故を起こさないためにも欠かせない重要な検査です。
滅菌の徹底
使用する器具や術中における立ち回りにおいては衛生管理を徹底しております。オートクレーブでの滅菌、殺菌水の導入、ドレーピングなど、感染防止に努めております。
インプラント保証制度
▲保証書イメージ
インプラント手術後、歯冠補綴物を装着するまでのトラブル(インプラントの脱落など)に関しては、再度インプラント治療を無償で行うか、インプラント治療を断念された場合には全額返金いたします。歯冠補綴物(かぶせもの)装着後1年間は50%の治療費を負担いたします。
また、上記以外に10年保証の制度がございます。当院は定められた資格条件に基づきガイドデントアソシエイツの認定を受けております。
ガイドデントアソシエイツHP http://www.guidedent.net/
ガイドデントアソシエイツ認定の歯科医師によるインプラント治療を受けていただいた患者様に対し、術後10年間(※上部構造は6年間)、万が一問題が生じた場合、インプラント保証規約に基づきガイドデントアソシエイツ登録歯科医師が責任を持って再治療を行います。
信頼性のあるインプラント製品を使用
当院では、
- Branemark implant(ブローネマルクインプラント)
- Straumann implant(ストローマンインプラント)
- Ankylos(アンキロス)
- AQB(エーキュービー)
…の4種類を用いております。
インプラントとは
インプラントとは、虫歯や歯槽膿漏、外傷などにより歯を失ってしまった方に行われる治療法です。最近は非常に普及した治療法となりましたが、「手術が怖い」「材質が体に合わないのでは」などの不安をお持ちの患者さまも多いと思います。
以前は歯を失ってしまうと主に2つの選択肢しかありませんでした。隣の歯を削り、残った歯に過大な力がかかるブリッジか、歯と歯茎に噛む力を担わせる取り外し式の義歯(入れ歯)です。
ブリッジの欠点は、支えている歯が折れたり、虫歯や歯槽膿漏になりやすいところです。保険の治療でブリッジにしてから、約7年で何らかの理由により50%(半分)の歯がだめになっています。
入れ歯は歯茎の痛みや話しにくい、食べ物が詰まる、すぐに外れるなどうまく適応できない方が多いと思います。ちなみに部分入れ歯のバネ(針金)をかける歯が天然歯(自分の歯)の場合は、入れ歯を使い始めてから約4年で93%の歯が虫歯になります。また、新しく入れ歯を作っても、約3年経つと30%の方が、約5年経つと50%の方が何らかの理由により、入れ歯を使わなくなってしまいます。
インプラントは歯を喪失した部位にもう一度歯を作る治療です。ブリッジや入れ歯の欠点をすべて克服できるだけでなく、今残っている大切な歯の寿命を長くすることができます。
よくある質問
- 「インプラント」って何?
-
歯の抜けた所に、人工の歯根を埋め込んで顎の骨に固定する治療方法です
特徴としては、
・口の中に残っている歯はそのまま保存できる
・自分の歯のような感覚が感じられる
・噛む力が低下しない
・審美的(外見)に良好
などがあります。
しかし、お口の中の状況により、可能・不可能があるので、専門家に相談しましょう。 - インプラントの治療は、誰でも受けられるのでしょうか
- 治療に入る前に、しっかりと検査をする必要があります。 インプラント治療は外科手術を伴うため、重度の心臓病や脳疾患、糖尿病、骨粗しょう症などの全身疾患がある方の場合、慎重に行う必要があります。また歯ぐきの骨の状態もチェックする必要があります。当院はインプラント治療に豊富な経験があるインプラント専門医が治療を担当するので、ご相談下さい。
- 手術の痛みや腫れはありますか?
-
手術中、手術後ともに痛みはほとんどありません
抜歯をしたことがある方は、それと同じくらいとお考えください。
インプラント埋入手術後には10人に1人くらいは腫れることもあります。腫れても激痛ということはありません、軽い痛みと腫れが3,4日ほどでおさまります。
大掛かりな骨移植を行った場合は治療後痛みや腫れが起こることがありますが、通常のインプラント埋入手術後は、痛みも腫れもほとんどありませんので、いつも通りに仕事ができます。 - インプラントの治療費はどれくらいかかりますか?
-
自由診療(保険が利かない治療)ですので、歯科医院によりことなります
インプラントの手術代とインプラント材料代、被せる歯の料金の合計です。
骨移植の有無、インプラントの本数によっても変わってきますので、詳しくは担当の先生に説明を受けてください。 - 全身麻酔で行うのですか?
- すべて局所麻酔で行います。 局所麻酔でも痛みはほとんどありません。
- インプラントの体への悪影響はありませんか?
- ありません インプラントに使われている素材はチタンです。体内に入ったチタンは異物ではなく体の一部と捉えられるのですぐになじみます。
- 何回通えばよいですか?
-
通常で5回前後です
抜けた場所、本数、骨移植の有無、骨質、歯周病の有無などによって違ってきます。
歯周病も無く、骨移植も必要ない方は5回前後でしょう。 - 年齢は関係ありますか?
-
健康な方であれば年齢に上限はありません
年齢に上限はなく、制限されるときは全身的な疾患(コントロールできていない高血圧、糖尿病、心疾患、血液疾患、人工透析を受けている方)があるときだけです。
顎の成長が止まる16~18歳以降で治療可能となります。 - インプラント埋入から歯が入るまでは、普通に食事をとることができますか?
- できます インプラントは埋入直後から1~2ヶ月までは力を加えないようにしなければなりません。インプラント埋入部位の隣の歯に仮歯を接着したり、入れ歯を利用できる場合は普通に食事をすることができます。
- 他医院でインプラントを入れたのですが、転院できますか?
-
できます
ただし前医でのインプラントの種類が転院先のインプラントと一致すれば全く問題ないのですが、インプラントの種類も50種類以上あり、不一致という問題が起きてきます。
前医で埋入したインプラントにトラブルが起きた場合、大抵は対処できますが、できない場合はそのインプラントを抜歯する場合もあります。抜歯してもそこに再度インプラントは可能です。しかし、やはり一度埋入したものを抜歯するのはもったいないですので、転院先の先生に相談してください。
治療の流れ
- 術前検査(歯周検査、レントゲン、CTなど)
- カウンセリング(診断)
- インプラント埋入手術(スクリュー部分を埋め込みます)
- 一定の待機期間をおいてから歯型をとります
- インプラントに歯冠を装着
- メインテナンス
ご予約・お問合せ
10:00-13:00 / 14:30-19:00(土曜17時まで) 休診:日曜・祝
〒180-0021 東京都武蔵野市桜堤1-8-3
JR中央線 武蔵境駅 北口より徒歩約15分
JR中央線 武蔵境駅 バスで約5分。
小田急バス(境21) 団地中央(桜堤団地)下車。
お車の方は1台分のみ駐車スペースを
ご用意しております(自費診療のみ)。