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2010年3月のメッセージ
こんにちは、院長の網野です。
2010年もすでに2ヶ月が過ぎましたが、皆さまはどのようなスタートを切られたでしょうか?
まだまだ景気が悪いと言われている昨今ですが、やはり基本は“体力”なので、2010年は「体力づくり」にも気をつけようと思っています。そこで、日本人の「体力」と「食事」の関係についてのお話しをご紹介します。
ドイツの医師『ベルツ博士(1849−1913)』がかつて来日した時、当時の日本人の体力に驚愕したという話です。ベルツ氏は東京から140キロ離れた「日光」に行く際、“馬”に乗って向かいました。また、ベルツ氏のお連れの方は“人力車”に乗って向かったそうです。すると、馬は6頭も乗りかえ、14時間かけて日光に着いたのに対し、人力車は馬から30分遅れただけで、しかも車夫を交代することなく到着したそうです。
ベルツ氏はこの事にとても興味をもち、要因は“日本人の食事”ではないかと考えて実験を行いました。
まず、22歳と25歳の車夫を2人雇い、ひとりの車夫に当時の日本人の主流「おにぎり」の食事を与え、もうひとりには「肉」を摂らせました。そして、重い荷物を積んで走らせ、どちらが長く走り続けられるか試したそうです。
その結果、肉を食べていた車夫は3日でダウンし、一方、おにぎりの車夫は3週間走り続けることが出来たそうです。
ちなみにその後、肉を食べていた車夫もおにぎりに代えたところ元気に走れるようになったそうです。
もちろん食事はバランスが重要です、御飯だけで良いとい言う事ではありません。現代の便利な暮らしというのは、ある意味“体力を使わない暮らし”とも言えますので、“食生活”を見直しつつ、“体力づくり”は意識して行う必要があるのかもしれません。
当時の日本人に負けないパワフルさを持って、日々の生活を送りたいものです。食べすぎには注意が必要と重量オーバーな自分に言い聞かせつつ…。
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